02:先輩に頼りながら、やがて頼られる技術者へ
まちづくり事業部 Y.S.
私の所属するセクションでは、まちの活性化や防災性を高める区画整理事業にまつわる工程を手がけています。
事業を進めるには、最新の権利状態の反映、面積計算や図面制作、権利者の方への説明、関係機関との協議など多岐にわたる作業を連鎖的に行う必要があり、スピードと正確さも求められます。
特に実際の土地の形を決める換地設計では、現在の土地を新しく整理した図面へ配置する際、なぜこの場所に配置するか、評価は適切かなど、権利者の方へ説明できる根拠が必要です。とてもやりがいがあると同時に、むずしい工程でもあり、経験の浅い自分の知識だけでは手が止まってしまうことも少なくありません。さいわい、社内には各分野に精通した先輩がいます。わからないことは思い切って頼り、そのたびに理解をして蓄積することが大切だと感じています。日々自分なりに考え、先輩の指導も受けながら、この人なら安心して自分の土地を任せられると感じてもらえる技術者を目指しています。
▽現地を歩いてまちが抱える課題を探りながらまちづくりを構想する
▽都市に貴重な農地=緑地の保存と地域の発展を両立させる企画立案(調布市)
▽業務完了から20 数年、落ち着いた街並みが人気の郊外住宅エリア(横浜市港北ニュータウン)
▽効率や安全だけでなく、人間味のある持続的なまちづくりをめざす(足立区上沼田、調布市国領)